しらね型の2番艦。すでに退役したはるな型の『はるな』『ひえい』と同様、ヘリコプターを一度に3機運用できるヘリコプター搭載型護衛艦と呼ばれるタイプ。2009年、観艦式の帰りに関門海峡で韓国船に衝突され、艦首部分が炎上する被害を出している。 『はるな』と『ひえい』が『ひゅうが』『いせ』に後を譲って退役したのと同様、現在建造中の22DDHの完成後にしらね型も全て退役すると思われる。背負い式の砲塔やステルス性を全く考慮していないゴツゴツした無骨な構造物など、明らかに時代遅れの艦なのだが、なぜかそのへんのイージス艦あたりよりずっと強そうに見えるから不思議。
パンフはB5のフルカラーを巻き三つ折りにしたタイプ。裏表紙に書かれた「一期一会」の文字がまぶしい。こぢんまりとした中に艦の説明等パンフに必要なことはもれなくフォローし、おまけに英文まで入れているが、良く考えられたレイアウトのためか詰めこんでいる感は感じられない。
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