ポルトガル海軍の練習帆船。船名はエンリケ航海王子が航海学校を設立した街に由来する。2010年7月、遠洋航海の最中に日本に立ち寄った。
建造されたのは1937年のドイツ。元々はドイツ海軍の練習帆船『アルベルト・レオ・シュラゲーター』だったが、第2次世界大戦でドイツが敗北するとアメリカに接収され、ブラジルに譲渡されて練習帆船『グアナバラ』として活躍した。その後、1961年にポルトガルが購入して現在の姿となっている。船首像はエンリケ航海王子、帆に掲げた赤いマルタ十字が特徴。
パンフはB5巻三つで表、裏ともカラー。今回の遠洋航海専用に作られたものらしく、中身は『サグレス』の仕様及び歴史、船首像や船名等の由来、今回の航海の経路などが英語で書かれている。
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