セノーテ | |
![]() | コミドリコンゴウインコのオス。2022年12月末頃にタイで生まれて、2023年5月に千駄木の鳥カフェショップに来日、7月2日に我が家にやってきた。コンゴウとはいえ全長30センチほどのミニサイズで長門とそう変わらない。ただ、体重は長門の倍ほどある。 在宅勤務ではあるものの、年中無休で構ってあげられるわけではないので、適度な距離感を保ててひとりあそびがきちんとできる個体をショップで希望。数羽いた中から、ちょっと遠くからこちらをずっと見ている鳥を選んでみた。 さすがにインコ類屈指の賢さを誇るコンゴウだけのことはあり、ちゃんと空気を読んで人間に接してくるし、良い悪いの区別もすぐにつける。ただ、こちらを観察して反応を見ながら動いている節もあり、何やらお互い読み合い勝負でもしているような気分になってくる。 大人しく穏やかな性格で聞き分けもいいが、まだ生後半年なのでこれからどう変わるか分からない。 名前の由来は有名な南米の聖なる泉から。 2024年7月20日、恐らく鳥ボルナウィルス感染症と思われる病気のため永眠。 |
サムドラ | |
![]() | マメルリハ(コバルトパステル)のオス。2021年12月19日に学芸大学のペットショップからやってきた。 ややくすんだ深いコバルトブルーのハンサムボーイ。購入時にはそろそろ一人餌になろうかというぐらいの刺し餌ヒナだったのだが、かなり痩せていて少し元気もなかったため、すぐに病院に行った所、重篤な腸炎で消化不良も起こしていると診断された。 取り急ぎ糞便検査をしつつ投薬を始めたのだが、12月27日に体調が悪化し永眠。 購入してから10日に満たない命だった。 「サムドラ」はサンスクリット語かインドネシア語(ネットで調べたがはっきりしない)で海の意味。実は家ではずっとヒナマメ2号と呼ばれていたのだが(1号はサーラル)、死ぬ直前に名無しのまま逝かせるのはかわいそうなのでつけてやったもの。 |
ゆき | |
![]() | 実家の猫3代目。ブリティッシュショートヘアのメス(ダイリュートキャリコ)。2020年1月生まれ。6月28日に実家にやってきた。今回はブリーダーさんからの直接購入で、一応血統書もあるらしいのだが、なんか譲渡の手続きがいろいろ面倒臭いとかでなかった事になっている。いいのかそれ。 顔立ち自体はかわいらしいのだが、何しろ顔が真っ黒で口元だけが白いという微妙な毛色のため、かわいさが分かりにくい。額にオレンジ色のティアラっぽい模様があるのがチャームポイント。 いろいろいじくられるのが嫌いなくせに、構ってもらえないと淋しくて唐突にちょっかいをかけてくるのは先代のまると同じ。でもこちらの方が甘ったれ要素は強い模様。 |
サーラル | |
![]() | 性別不明(推定オス)のマメルリハ(モーブパステル)。2020年4月7日生まれ。5月2日に刺し餌ヒナとして我が家にやってきた。なお、購入先は長門と同じブリーダーさん。 コロナの真っ最中で在宅勤務が続いており、人間がそばにいるのが当然の環境で育った。そのためか、先住鳥たちに対して自分が優位だと思い込んでいる節があり、外に出すと他の鳥のカゴに威張り散らしに行っては迷惑がられている。それでも手乗りの鳥たちは加減して相手をしていたらしいのだが、ある日荒鳥のチャンドラを怒らせた結果、右足の足指を1本噛みちぎられてしまった。 モーブパステルとはその名の通り、グレー調に色が薄くなったモーブのこと。ただ、モーブ特有の変化のある濃淡がそのまま薄くなっているのと、若干のスパングルが入ることから、まるでシルバーのような立体感と陰影がある。 サーラルはモンゴル語で「灰色」の意味、同じモーブのカラが古モンゴル語で「黒」なので、なんとなく近い種類の言葉にしてみた。 生後1年で遺伝性の肝臓障害が判明。その影響でくちばしが異常伸長してしまうため、月に1度の病院でのトリミングは欠かせない。 |
ヴェガ | |
![]() | マメルリハ(ブルー)のオス。2018年8月生まれ、2019年6月16日に渋谷のペットショップからやってきた。 右の肩の骨がゆがんでいて、きちんと翼を畳むことができない奇形。羽ばたくことはできるが恐らく飛べないと思われる。元々手乗りヒナとして入荷したのだが、神経質な性格で良く噛むため店員さんに嫌われた結果、ほぼ放置で人を怖がる上に毛引きまで発症した状態で過ごしていた。ただ、良く金網に張り付いて人間を眺めていたり、オモチャを入れると遊んだりするので、完全に人から心が離れてしまってはいないらしい。この店は猫の「まーご」や「にゃーにゃ」など、犬猫の動物タレントで有名な店なのだが、インコの飼育ノウハウを持っていないらしく、この鳥が奇形なことも毛引きな事も分かっていなかった。 ヴェガというのは居眠りをしていたら夢の中で「この鳥の名前はヴェガにしよう」となったのでそのまま決めたもの。 2021年4月24日、足の麻痺からくる衰弱により永眠。 |
フェデフルール | |
![]() | ヒムネキキョウインコ(オパーリン)のメス。2019年4月生まれ、6月10日にピリカと同じペットショップからやってきた。 身体の前面が真っ赤でしっぽが黄色、背面は緑とオレンジで翼が青、しっぽが黒と、無難に言えば派手、ありていに言えば作った奴は頭がおかしいのではと内心思ってしまうような色合いの持ち主。店では手乗りヒナとしてかわいがられて育ったらしいのだが、クサインコの例に漏れず巣立ちしたら人を怖がる荒鳥に完全回帰してしまった残念な鳥。 一見ビビりでおとなしやかな外見なのだが、実はやたらと好奇心が強くやんちゃ。他のインコが何かしているとすぐに寄っていって興味津々で見ているし、暇さえあればカゴの壁や天井を伝い歩いて落ちているし、文鳥とも対等にケンカをする。新しいオモチャを入れてやると最初はおびえて逃げ回るが、30分もしないうちに遊んでいる。ただし人間にはいつまでたっても馴れてくれない。 フェデフルールとは、フランス語で「花の妖精(Fee des fleurs)」の意味。 |
アッサム | |
![]() | マメルリハ(アメリカンホワイトファローパイド)のオス。2018年11月25日生まれ、2019年1月14日にやってきた。購入先はひすいやふぶきと同じブリーダーさん。 やや暗い赤目にほんのりグレーがかった白い地色、オスの印の頭と翼、腰のコバルトブルーがごくごく淡く乗っている、チャンドラとはまた違う方向性のハンサムボーイ。 無邪気で何かというと全力で人間のそばにやってくる。そして遠慮も知らないので遊びで噛む時も容赦しない。もっとも、頭を掻いてやると一瞬でおとなしくなるのでそれほど実害は発生していない。 名前はおなじみ紅茶のアッサムから。特に意味はなくてたまたま思いついただけ。もっとも家に来た当初のちょっと変わった鳴き声から、みみみと呼ばれていることが多い。 |
カラ | |
![]() | 性別不明(推定オス)のマメルリハ(モーブ)。2018年4月14日生まれ。5月25日に千葉のブリーダーさんからやってきた。 モーヴというのはフランス語でグレー味と青味の強い紫色を差す。遺伝的にはブルーがダーク因子を2つ持つとモーヴになる(1つだとコバルト)。ただ、実際にはグレーそのものというか、墨色と言って良く、翼などは真っ黒で、およそマメルリハとは思えない。 甘ったれでひすいやふぶきに比べると子供っぽい面があり、ヒナ鳴きみたいな鳴き声を出しながらかまってほしいと催促してくる。 カラというのは中古モンゴル語で「黒」の意味。 |
ひすい | |
![]() | マメルリハ(ミスティシングルファクター)のオス。2018年2月26日生まれ。4月7日に東京のブリーダーさんからふぶきと一緒に購入。 ミスティというのはパイド同様に色が抜ける遺伝だが、パイドのように不規則ではなく、ある程度の規則性と対称性を持って発現するものらしい。ダブルファクターはさらに地色も淡くなってパステル調になる。 チャンドラと同レベルか、もしかするとそれより小柄だが、とにかく好奇心とエネルギーが有り余っている感じで、ひっきりなしに動き回っては何かをいじったり囓ったりしている。そういう性格だからか馴れるのもふぶきより早かった。 名前の由来は身体の色から。本当はふぶきと揃えて自然シリーズで若葉か青葉にしたかったのだが、若葉だとタバコだし青葉だと重巡になってしまうのでそこは妥協した。 |
ふぶき | |
![]() | マメルリハ(アメリカンホワイトファローパイド)のメス。2018年3月4日生まれ。4月7日に東京のブリーダーさんからひすいと一緒に購入。 ダイリュート(全身の色を薄くする遺伝。アメリカンホワイトはブルーのダイリュート)、ファロー(全身の色を薄くする)、パイド(白く色抜けする)という、とにかく地色を漂白する方向へ向かう遺伝子を3つ重ねて持った結果、アルビノのように全身ほぼ真っ白になってしまった。腰のあたりがよく見ると微妙に青いのが唯一ファローっぽい。 ひすいより幾分大人しくまた臆病だが、馴れるとやたらと気が強くなる典型的なマメルリハ。 名前は見た目のまんまから。 |
まる | |
![]() | 実家の猫2代目。ブリティッシュショートヘア(キャリコ)のメス。2017年6月10日に実家近くのペットショップからやってきた。Queen Flower Janeという血統書名も持っている。 触られたり抱かれたりを好まず人が近づくとさりげなく距離を取るが、人間が嫌いかというとむしろ逆で、放っておかれるとかまってほしくてちょっかいを出しに来る。 もうちょっと素直になればいいのに。 2019年11月5日、猫コロナウィルスに由来する猫伝染性腹膜炎(FIP)により永眠。 |
ピリカ | |
![]() | ヒメウズラ。オス。2016年4月末生まれ。川崎のペットショップで5月2日に購入。親指サイズの小さな小さなヒナだったが、大人になっても片手に乗ってしまうミニサイズのウズラ。 地面を歩く鳥なので飼育環境が鳥カゴではなく水槽だったり、水浴びはNGでかわりに砂浴びが必要だったり、飛ぶのは下手だが数メートルの高さまでジャンプするので水槽の上には網が張ってあったり、ニワトリみたいに朝っぱらから雄叫びしたりと、いろんな意味でインコや文鳥とは異質な鳥。 ただ、馴らして部屋の中で放鳥できたり、人にひっついて頭を掻いてもらうのが好きだったり、人がいないと寂しくて呼び鳴きしたりと、普通に手乗り鳥として飼うことができている。 ピリカという名はヒナの時にぴーぴーうるさかったから。 2020年12月14日、胃の炎症の悪化により永眠。 |
五十鈴 | |
![]() | 白文鳥。オス。2014年10月26日生まれ。渋谷のペットショップで12月5日に購入。 実はいずもを見つける前、秋生まれの文鳥をということで予約をしていたのだが、いずもを買った後キャンセルするのを忘れてしまい、そのままずるずる購入となった文鳥。来た時にはまだ1日2回の刺し餌が必要と言われていたのだが、10日ほどで刺し餌には見向きもしなくなってしまった。 なんでもいずもの真似をする。いずもとはお互いに後を追って回っているが、そのくせ一緒に居るとつつきあったりしっぽを引っ張ったりしているので、仲が良いのか悪いのかよく分からない。 体重は25グラムで決して小柄ではない(むしろ大きい)のだが、いずもと並ぶと小さく見える。しかし脚はいずもより太くてがっしりしている。 名前は適当につけたのだが、後で伊勢神宮に流れる川の名前だったことに気付いた。購入1週間ほど前に伊勢神宮に行っていたので潜在意識が残っていたのかもしれない。 2024年7月15日、老衰のため永眠。 |
いずも | |
![]() | ライトシルバー文鳥。オス。2014年4月生まれ。7月21日に八王子のブリーダーさん宅から4500円で購入してきた。 とにかくでかい。大きさだけで言えばマメルリハにも負けていない。もともと足腰が不自由で飛べないくらまの遊び相手にするつもりだったのだが、手に乗せたくらまを近づけたところ、どつきあいの挙げ句くらまのくちばしをくわえて手から引きずり出し、床に放り投げるという暴挙に出たため、完全にくらまからは天敵認定されてしまった。 若干神経質なところがあるが、人なつこくさらに常に自分が中心でなければ気が済まない。他の鳥をかまったりちょっと放置したりすると淋しくなるらしく即飛んでくるので、カゴに入れたい時などは非常に楽。 丁度購入1週間ほど前に出雲大社に行ったので、ついでに名前もそれにしてしまった。 2022年9月15日、恐らく肺の病気による吐血で永眠。 |
くらま | |
![]() | 色名不明のマメルリハ。メス。2012年9月末の独り餌になった直後に岡山のブリーダーさんさんから西濃運輸の営業所止めでやってきた。 赤目なので恐らくブルーファローだと思われるが、色はまるでアメリカンホワイトかブルーパステル。ここでは多くの色をまとめて畜舎飼いしているようなので、そんな関係で偶然生まれてきたらしい。後にアメリカンホワイトファローと判明。 雛の頃に親に踏まれでもしたのか骨格が腰を中心にやや扁平になっており、両翼、特に右の翼が下がって先端が尾羽より下になっている。また歩き方にも独特の癖がある。 誰にでもケンカを売る気の強い性格。また食に対する執着が強く、エサの用意をしているとすぐ飛び出してきて食べさせろと大騒ぎする。やってきて2日目にはカゴをガンガン鳴らして出して欲しいと催促することを覚えてしまい、とてもうるさい思いをすることになった。 実はメガバクテリアに感染しており、12月末に体調が悪化。病院での処置が適切でなかったこともあって一時は死ぬかと思われたが、とにかく這ってでもエサを食べようとする本人のガッツもあり、転院したら回復した。ただ後遺症なのか翼が弱って飛べなくなってしまっている。 名前のネタがなく数週間名無しだったが、たまたま海上自衛隊の観艦式で護衛艦『くらま』に乗ったので、面倒くさくてそのまま名前をもらってしまった。 2018年1月9日23時頃、体調が悪化し永眠。 |
長門 | |
![]() | ホオミドリウロコインコ(ブルー/spオパーリン)のオス。愛知県のブリーダーさんから購入。2010年3月29日生まれ。独り餌になった直後の5月23日に西濃運輸の営業所留めでやってきた。 何でもかんでもオモチャにしてしまう遊び上手で、何かしらカゴに入れてやればいつまででも遊んでいる。が、同時に大変な甘ったれで、人間が見ているのに気付くと即「かまって」と吹っ飛んでくる。 長門というのは戦艦『長門』から。ブリーダーさんの所で同時期に生まれたホオミドリの中でいちばん大きかったそうで、これにした。『大和』『武蔵』が有名になったのは戦後で、戦前戦中は日本最大で最も親しまれた艦といえば『長門』だった。 |
チャンドラ | |
![]() | マメルリハ(ブルーファローパイド)のオス。2009年7月生まれ。2009年9月28日にビッダーズオークション15000円で落札後、岐阜県からクロネコヤマトの宅急便でやってきた。 購入早々メガバクテリア(Avian Gastric Yest 胃の病気を誘発する真菌)への感染が判明し、隔離と投薬を1ヶ月ほどすることになった。メガバクテリアは他の鳥へも伝染するため、購入したショップに連絡したら、平謝りの上お詫びにとネクトンを送ってくれたのには逆に申し訳なかったり。 親が育てた荒鳥ということだったが人を全く恐がらず、そのうち人を見ると寄ってきて頭を掻いてと催促したり、手からヒマワリや剥きエン麦を取って食べるようになった。遊び好きで好奇心が強いが、いたずらも大好きでしょっちゅう何かやらかすのが困ったところ。 青みがかった淡いグレーの体色にファローの赤目、オスの特徴である鮮やかなコバルトブルーの羽という大変美しい色あいをしている。後頭部の数枚の羽の色抜けと、通常のブルーファローに比べても白っぽい顔がパイドの印らしい。 チャンドラはサンスクリット語で「月」の意味。 2021年12月2日、肝臓病と老衰により永眠。 |
パムッカレ | |
![]() | マメルリハ(ファロー)のオス。2009年3月生まれ。2009年6月12日にビッダーズオークションで見た後店頭で購入。価格は1万円。ちなみにぎっくちゃんを買ったのと同じ店。 蛍光ペンみたいな黄緑色の頭にくすんだ抹茶色の身体、青紫の模様と赤い眼という、地味なくせに毒々しい色合いの持ち主。虹彩の色が薄いため大変人相が悪いが、人間の行くほう行くほうに寄っていく人なつこい鳥。ただしちょっとヒステリックな部分があり、興奮すると発作的にまわりのものに見境なく噛みついたり、自分の足を噛んだりする癖がある。 名前をパムッカレにしたのは単なる思いつき。でも言いにくいのでパムとかパムちんとか呼んでいる。 物まね上手で耳に入った言葉はすぐ覚えてしまうのだが、「パムちーん、ちーん、ちーん」と全く身に覚えのない形に改造するのはやめてほしい。 2018年2月13日21時頃、肝臓病により永眠。 |
ビビ | |
![]() | マメルリハ(ブルー)のオス。通称むしられマメ。2007年4月6日、ショップのカゴで、同居させられていたコザクラやセキセイから羽をむしられ放題むしられていたのを見かねて衝動的に購入。19800円が12000円になったと思う。 ショップの話によれば生後1年ほど。いわゆる手乗りくずれだが、そんな酷い目に遭っていた割には遊び好きで陽気な性格でそこそこ人なつこい。暇な時間は大体、オモチャで遊んでいるかなにやらごじょごじょさえずるか、エサを食べるかいずれかのことをしている。 ビビというのはビビリのビビ。ショップにいる時のびくびくおどおどしている様子を見てこの名にしようと思ったのだが、今となっては激しく間違いだったような気もしないでもない。 2017年3月16日、足の麻痺に伴う衰弱のため永眠。 |
ぎっくちゃん | |
![]() | サザナミインコ(ブルー)の推定オス。2004年4月23日にビッダーズオークションで見た後、ショップに行って23000円で購入。ショップでの話によれば、生後1年ほどで一応手乗りだが、時々つかんだりしていたら手があまり好きでなくなったとのこと(おい)。 かなりはっきりした自己主張を持っており、気に入らないことに対しては断固として顔をそむけることで意思表示する。 インコのくせにヒマワリの種もピーナッツもティッシュペーパーもイヤという何が楽しくて鳥生を生きているのか良くわからん鳥だが、思いつきで鈴つきオモチャを作ってやったら大変気に入ったようなので、それはそれでよしとしている。 ぎっくちゃんという名はさえずる時に良く「ぎっくー、ぎっくー」と聞こえる声でつぶやいていることから。恐らくショップにいた時に覚えた何かの真似だと思われるが何なのかは不明。他にも口笛や口をちゅっちゅっと鳴らす音など、いくつかの真似をしている。 2013年9月13日深夜、恐らくは呼吸困難のため永眠。 |
ちびっこ | |
![]() | 購入価格2000円。99年11月末に衝動買いされてきたパイド(斑入り)桜文鳥。メス。無邪気で人見知りをせずしかも傍若無人な性格をしているが、他の鳥にいたずらしては追いかけ回されているうちにそれなりに遠慮というものを覚えたらしい。 意外と怒りっぽいらしく、ブランコや人の手、鏡など、いろいろな物に怒っている。 写真でしっぽがまがっているように見えるのは、このすぐ脇にあるノートパソコンにひっかかっているため。本人は全然気にしていないらしい。ちびっこというのは仮称だったが、どうもなじんでしまったようなのでこのまま本名で決定した。 2004年9月12日9時頃、病気(おそらくは癌)のため永眠。 |
ぽち | |
![]() | 購入価格3500円のセキセイインコ。1993年(多分)購入のオス。空色と白の上品な色合いのパイド種。性格も極めてフレンドリーだが、気が多い上に限界を知らないで迫るため他の鳥からは嫌がられることも多い。特にベルカは彼が近づくだけで威嚇して逃げてしまうほど。 地道に物まね上手で、さえずりを聞くとほとんどが人間の言葉で構成されている。ただ、だみ声なので良く聞かないと真似をしているというのが分からないのがつらいところ。 ぽちという名前の由来は、後頭部のしま模様の部分にぽつんと白い色抜け部分があることから。カタカナだと犬の名前になってしまうので注意。 2003年10月18日15時過ぎ、老齢による呼吸不全のため永眠。 |
ベルカ | |
![]() | 購入価格7000円のオカメインコ(並)。1994年(多分)購入のオス。我が家きっての神経質な臆病者で、図体はヒューストンと同程度、年齢的にはぽちに次ぐにも関わらず鳥同士の序列では最下位に置かれている不憫なインコ。ただし好奇心だけは妙に強く、寝ていた実家の猫(鳥とつきあうためのしつけ済み)に恐れげもなく近寄って毛をむしったりする。 独特の(変なとも言う)感情表現方法をいくつも持っており、他の鳥たちとは一風変わった雰囲気を漂わせている。この写真はカメラに気付いて踊っているところ。 ベルカというのは旧ソ連時代、スプートニクの何回か後で宇宙に行った犬の名前で決して『宇宙家族カールビンソン』からではない。でも多分元ネタは同じ。 2006年4月8日18時頃、肺炎に伴う呼吸不全のため永眠。 |
ブロッサム、通称ちびころ | |
![]() | 購入価格30000円の謎のインコ。1996年購入。桔梗インコのオスだと言われて買ったのだが、どう見ても桔梗インコとは全然色が違っている。良く調べたところ、実はセイキインコ(ニシキインコ、Malga Parrot)と呼ばれる種類のメスらしいということが判明。 ネオテニー系(眼が大きくて全体の造作が丸っこいいわゆる子供顔)の大変可愛い顔をしており、すぐ人のそばに来たがる甘ったれだが、他の鳥に対しては極めて好戦的で、何者をも自分の上に立つことを許さない我が家の女ボス。 物まねは全くしないが、およそインコらしからぬ呼び子笛のような美しい声の持ち主。だが普段はもっぱら「およ」とつぶやくように鳴くだけなので、別名およちゃんとも呼ばれている。 名前の由来は『唐突のインコ日記・総集編』参照のこと。 2018年3月21日11時頃、老衰により永眠。 |
ヒューストン | |
![]() | 購入価格70000円の翁インコ。1998年購入のオスだと思っていたらいきなり卵を産んでメスだということが判明。カリフォルニアからやってきた非常に陽気なインコだが、陽気すぎてとにかく騒がしい。人間が大変好きらしく、暇さえあればカゴの壁にはりついたり天井からぶらさがったりして人を見つめている。 ベルカのことを手ごろな遊び相手と思っているらしく、なにかというとちょっかいを出しに行っていたが、いちど追いつめすぎてキレたベルカに逆襲されて以来若干遠慮するようになった。実は意外と神経質らしく、カメラを恐がってすぐ奥に引っ込んでしまう。この写真もおもちゃの陰からこわごわのぞいているつもりのところ。 ヒューストンというのは、ジョンソン宇宙センターがあるアメリカの都市ヒューストンから。もっとも普段はヒューちゃんと呼ばれており、本人もそれが自分の名前だと思っているらしい。 2009年3月4日頃、飼い主が研修旅行に行っている間に永眠。 『どうぶつ奇想天外』を見て翁インコを飼いたくなった方へ |
猫&鳥 | |
![]() | 実家のアメリカンショートヘア雑種(メス)とコザクラインコ(推定メス)。一応猫にはみかん、インコにはメロンという名があるのだが、普通は猫と鳥で自他共に問題なく通っている。ちなみに猫と呼ばれているのは猫、鳥と呼ばれているのはインコのほうで逆ではないので念のため。 見ての通り種族を越えた仲良し……というか、気が強くて年長の鳥におとなしい性格の猫が一方的に遠慮している状態。時々たわむれに手を出しては鼻先に噛みつかれている猫を見ると若干不憫なものを感じてしまう。 単体ごとの写真はこちら。 猫は2015年3月7日、鳥は2016年11月11日。それぞれ老衰のため永眠。 |