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文鳥日記 過去日記
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20041015 おまえなんか嫌いだ! ぎっくちゃんはよっぽどブロッサム、通称ちびころのことが嫌いらしい。 彼女の姿がちらりとでも見えようものなら「ぷぷぷ、ぷぷ」と変な声を出し、身を乗り出して威嚇する。黒いつぶらな瞳に頭でっかちでしっぽの短い青いインコが一生懸命自分を怖く見せようとしている様はなかなか微笑ましいが、悲しいことに大抵の場合、ブロッサム通称ちびころには気付いてももらえずに終わっている。
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20041004 あちらを立てれば 親がトルコ旅行の土産に絨毯を買ってきた。 いわゆる礼拝用の小さなものだが青地に赤い模様がとてもきれい。早速これまで敷いてたラグマットに代わって使い始めたのだが、このままでは確実にインコどもにフンをされたりかじられたりして大変なことになる。これまでのラグでは大きさがちょっと足りないので、無印良品で新しいラグを買ってきて絨毯の上にかぶせた。 すると困ったことにこのラグ、インコどもの爪がしょっちゅうひっかかるのである。特に昔の怪我のせいで爪のはえかたがおかしくなっているブロッサム、通称ちびころなどは、転んでは歩き転んでは歩きという状態になってしまっている。 仕方がないので結局、このラグの上にさらに前の古いラグを敷いて使うことにした。
……なんかとてつもなく間抜けなことをしている気がする……。
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20041002 こわいもの ジーパンをはいていたら、なぜかぎっくちゃんが身体を低くして警戒態勢を取り始めた。 しかもその視線はジーパンにひたと据えられている。どうやらこれが恐いらしい。
……いやそんなものを恐がられてもこちらも困るんですが……。
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20040914 おかたづけ ちびっこのカゴを片づける。 主のいない空っぽのカゴを見ているのも淋しいが、一方で、片づけたらちびっこという存在そのものが消えてしまうような気がしてなんだかためらったりして。
ぽちの時はこんな未練がましい気持ちにはならなかったから、やはり、4年という短い間しか生かしてやることができなかったことへの後悔があるのだと思う。文鳥の寿命は平均7〜8年だから、半分ほどでしかなかったことになる。生き物である以上、いつかはこうやって別れる時はくるにしても、もう少し一緒にやっていきたかった
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20040912 ちびっこ入院 6 ちびっこ永眠。 朝9時過ぎに病院から連絡があり、朝の投薬後、息を引き取ったとのこと。 原因を調べるために解剖しますかと聞かれたが、もう充分頑張ったのだし、これ以上ちびっこに苦しい思いをさせるのも忍びないので、そのまま引き取ることにした。本来だったら解剖してもらい、原因をきちんとつきとめて将来の参考にするべきだし、そのつもりでいたのだが、いざとなると情けないことにできなかった。
病院で返したもらったちびっこは、死んでいてもふわふわだった。そのまま実家に連れていき、ぽちのそばに埋めてやった。 まあ迷惑だろうが相手をしてやってくれ、ぽち。
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20040911 ちびっこ入院 5 今日はちびっこのお見舞い。 プラケースの中でちびっこはふわふわになってうずくまり眠っていた。 呼ぶとそれでも分かるようで眼を閉じたまま顔を上げるが、すぐにまた眠ってしまう。
先生の話のよれば、餌を少し食べてフンをするようにはなったという。抗ガン剤のステロイドを注射すると一時元気になるものの、昨日あたりからずっとこうやって眠っているらしい。 助かる可能性は五分五分とのことだが、実際のところ、身体が小さくて弱っているので検査も治療も満足にできず、投薬と点滴でどうにかもたせている状態に見える。 とすれば、可能性は相当低いと思ったほうがいいだろう。なんとなくそんな感じ。
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20040909 ちびっこ入院 4 会社にちびっこ担当の先生から電話。 「今日、フンをしなくなりまして。きばってはいるんですが出ないようなんです。お腹もはっているのでマッサージをしたりしてるんですが、もしかすると腸に腫瘍か何かができていてそれでフンが出ないのかもしれません。この先症状が悪化する可能性があるのでご連絡しました」 ……ちびっこがんばれ。飼い主は定期預金をおろす決意をしたぞ。
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20040908 ちびっこ入院 3 検査はどうかと病院に電話をしてみたら、まだちょっと様子が良くならないので延期しましたとのこと。 まあ、くちばしの色は順調に戻っているらしいので一安心。
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20040907 ちびっこ入院 2 会社から電話でちびっこの様子を確認。 「まだくちばしが白いですけど、悪くなってはいませんねー。酸素の流入と注射と給餌(流動食)をやってます。明日検査しますので」 ……なんだか人間様より手厚い看護を受けているような……。
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20040906 ちびっこ入院 今朝ちびっこを起こしてびっくり。 普段なら真っ赤なはずのくちばしと眼のまわりを真っ白にしたちびっこが、だるそうに眼をつぶって止まり木にとまっている。床のフンを見ると、ほとんど餌を食べていないらしい。 昨日から下痢気味だとは思っていたのだが、どうもこれはただごとではないので即病院送りを決定。強引に有休を取って(ごめんなさい部長)、行きつけの鳥病院にダッシュした。 先生によれば、原因は分からないながらも重度の貧血を起こしているとのこと。体内で出血しているかもしれないのでとりあえず入院させ、落ち着いた所で検査するという。生意気にも酸素テント(プラケースの上をサランラップでふさいで酸素のチューブを入れたもの)に入れられたちびっこは、その甲斐あってか少し元気が出てきたようだったが、そういう事情なので病院に預けて家に帰ってきた。 とりあえずは、入院費3150円×○日分+検査費用の捻出方法を考えねば……。
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20040904 インコ番外編 ?! 臆病者のヒューストンを外に出す時には、すぐに中に逃げ込めるようにカゴの入り口を開けたままで固定しておくことにしている。 するとそれを見つけたぎっくちゃん、一体何を思ったのか、一目散にヒューストンのカゴに走っていったかと思うとあっという間にその中へ。まるで自分のカゴにいるかのように止まり木によじのぼり、すました顔でこちらを眺めて座りこんでしまった。 一方、びっくりしたのはそのカゴの上で遊んでいたヒューストン。無人のはずの自分の家に落ち着き払って居座るぎっくちゃんに、威嚇することも忘れてただ目を白黒させながらのぞきこんでいる。 そりゃびっくりもするわな。わたしも驚いたよ。
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20040901 インコ番外編 まねしてます わたしが「ぎっくー」と呼ぶと、ぎっくちゃんは「くー」と返すようになった。 でもまだまだ「ぎっ」は難しくて言えないらしい。 まあ先は長いからね。がんばれ。
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20040829 おかえりなさい 我が家の鳥どもも、わたしが帰宅するとおかえりなさい鳴きをする。 ドアの鍵穴に鍵を入れるか入れないかのうちから、家の中から鳥どもが呼んでいるのが聞こえてくる。部屋に入ると、ベルカやブロッサム通称ちびころ、ヒューストンはもちろん、ちびっこまでが背伸びして一生懸命鳴いている。 そんな中、ぎっくちゃんだけは無言でわたしをひたと見据えながら、低い姿勢で止まり木の上をただ右に左にと駆け回り続けている。 そうか、それがお前のおかえりなさいか。
……ちょっとこわいぞ。
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20040815 どっちだ 鳥の例にもれず、ちびっこも頭の後ろがツボらしい。 片手で持って親指で後頭部から首のあたりをぐりぐり掻いてやると、実に気持ちよさそうに眼を閉じている。 そのうち全身の力が抜けて手の上にぺったんこになり、うっとりとした顔でされるがままになっている。
でもなぜか鳴き声だけはいつまでもひたすら怒っている……。
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20040808 インコ番外編 水浴び好き ぎっくちゃんは水浴びが好きである。 霧吹きで水をかけてやると、こちらに背を向けて金網にしがみつき翼を半開きにして喜んでいる。そのうちお腹のほうにも水をかけてほしくなるらしく、段々と身体を横にして脇腹を見せ、果ては金網に片足でぶら下がってこちらに腹を向けると、半眼になって気持ちよさそうに霧吹きを浴びている。
……その格好は鳥としてどうかと思うのだが……
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20040730 インコ番外編 遊び ここのところぎっくちゃんネタばかりだ……。
ぎっくちゃんは布にもぐりこんで遊ぶのが好きなことが判明。 適当にくしゃくしゃにしたタオルなんかを床に置いておくと、すき間から中をうかがった後でもそもそともぐりこんでいく。そして頭でぐいぐいと布を押し上げながら中を移動している。で、時々顔をのぞかせてはこっちを見上げたりしている。 ……たまに夢中になりすぎて出る場所が分からなくなるらしく、あせってぴよんぽよん鳴きながら出られる場所を探している。
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20030428 インコ番外編 シックスセンス ブロッサム、通称ちびころは、良く天井近くの決まった場所を見上げている。 人間様の眼には何も見えないのだが、どうもそこには彼女だけに見える何かが存在するらしい。 しかも、たまに眼を向ける場所が変わっていたり、びくっとしたりしているところを見ると、その何かは時々移動したりアクションをしたりもするらしい。 ……なに?
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20040724 謎のサイト 「サザナミインコ」でGoogle検索してみたら、このサイトが引っかかった。 で、サイト名の下に出ていたのが……。
What's New, 7月11日 『文鳥日記』の「登場鳥類の紹介」にサザナミインコのぎっくちゃんを追加7月16日 『日々是郵便遊戯』に「女の子のための軍事シナリオ講座」を追加7月19日 バイファムコーナーにオリジナルストーリー ...
……何のサイトなのか見た人は困りそうだ。
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20040723 インコ番外編 耐える男 ぎっくちゃんがどのくらい手が嫌いなのか試してみようと思って、つかまえて両手に包んでみた。
我慢している。 我慢している。 身じろぎもせずただ我慢している。
……あんまりじっと我慢しているので、可哀想になって放してやった。
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20040721 インコ番外編 いなくなっても ヒューストンは時々「なーに? ぽ?」と人を呼ぶ。 ぽ、とはぽちの略称。わたしがぽちをかまってやる時の決まり文句を聞いていて覚えたらしい。ぽち本人がいなくなってすでに久しいが、ヒューストンはそんなことなど知らぬげに、今日も「なーに? ぽ?」とわたしを見ては繰り返している。
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20040715 インコ番外編 衝突2 ぎっくちゃんと今度はちびっこが衝突。 肩の上でわたしが差し出す鏡を身じろぎもせずに眺めているぎっくちゃんの所に、ちびっこがふらりとやってきた。そしてわざとらしく自分も鏡をのぞきこみ、次いでぎっくちゃんに目を付けると、よせばいいのにくちばしを開けて挑発しはじめた。 これでぎっくちゃんは怒ったらしい。鏡からちびっこのほうへゆっくり向き直るとおもむろにぐいと背伸びをし、調子に乗って威嚇してみせるちびっこに向かって猛烈などつき攻撃を開始した。自分がケンカを売った手前、ちびっこも負けじと応戦するが、意外にもぎっくちゃんの力が強くて対抗しきれなくなったらしい。何合か打ち合った後、さっと飛んで逃げていってしまった。 で、残されたぎっくちゃんが何をしたかというと、またゆっくりと鏡に向き直り、何事もなかったかのように身じろぎひとつぜず眺め続けたのだった。
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20040711 インコ番外編 衝突 ぎっくちゃんとブロッサム、通称ちびころが衝突。 事の起こりは、ぎっくちゃんが遊んでいたすぐそばへ、ブロッサム通称ちびころが気付かず舞い降りてしまったことだった。 誰もいないと思っていたところにぎっくちゃんの姿を見つけてぎょっとするブロッサム通称ちびころ。一方のぎっくちゃんはそんな彼女の何かが気に障ったらしく、「なにしにきたの!」とばかりに頭をぐいと高くもたげて攻撃態勢を取ると、ぴよっぷよっと変な声で鳴きながら羽をぱたぱたさせて(精一杯自分を大きく見せてるつもりらしい)ブロッサム通称ちびころに迫っていった。 これに驚いたのがブロッサム通称ちびころ。迫るぎっくちゃんを見て反射的に身体を低くし戦闘の姿勢になったものの、なぜ相手が怒っているのか分からずおろおろしているうちに、ぎっくちゃんのくちばしでどつかれっぱなしになってしまった。あわててわたしが間に入り両手で2羽を分けたのだが、よっぽどぎっくちゃんの怒りは激しかったらしくわたしの手ごしになおもブロッサム通称ちびころを攻撃しようとしている。
……というか、なにがそんなに腹立ったんだ?
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20040707 インコ番外編 お気に入りの場所 我が家のパソコンデスクは、キーボード台が引き出し式になっている。 で、キーボードを引き出したその奥が、ただいまぎっくちゃんのいちばんのお気に入りの場所となりつつある。 いつの間にか姿を消しているのに気付いてのぞいてみると、奥におさまったぎっくちゃんがすました顔でこちらを見返してくる。追い出そうと手を入れると「ぎゅーぅ」とどうやら威嚇しているらしい変な声を出す。身体の80パーセントが好奇心でできている(残りの20パーセントは他人に対するいたずら)ちびっこがわたしと一緒になってのぞきこむと、これまたぎっくちゃんは「ぎゅーぅ」と変な声を出す。 ま、他の鳥どもとなわばりがかちあわなければ問題ないんだけどね。
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20040618 いたずらできない ようやくちびっこもぎっくちゃんの存在に慣れてきたようで、最近接近をはかりはじめた。 もっとも、ちびっこが接近するとしたらいたずら目的以外ないわけで、やっぱりというか、気がつくとちびっこはぎっくちゃんのしっぽをじっと眺めている。 ところが悲しいかな、ぎっくちゃんのしっぽは他のインコどもと違って短いのだ。おかげでさすがのちびっこもタイミングが取れないらしく、ただそばに行っては未練がましく眺めるだけに終始している。 ……そこまでいくとストーカーだぞ、お前。
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20040610 インコ番外編 自己主張 ぎっくちゃんはさりげなく自己主張のあるインコらしい。 意に添わないことをされた場合……例えば、乗る気がないのに手を前に出された時など、「イヤ」とばかりに顔をそむける。他の鳥どもは後ずさりしたり噛んだりして拒否の意を示すのだが、彼の場合はただ断固として顔をそむけるだけである。 同じように、身体に触られようとした時もぎっくちゃんは「イヤ」と顔をそむける。好きではないおやつを差し出された時にも「イヤ」と顔をそむける。しかも、ぎっくちゃん自身はそれで自分の意志が通ると確信しているらしく、顔をそむけた後は身じろぎひとつせず、ただイヤなものが去るのを待っている。
……まあいいんだけどさ、どうせ飼い主なんて鳥の奴隷だし……。
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20040515 毎年恒例 ちびっこ、ただいま恒例の換羽中。 ネクトン(鳥用栄養剤)をあげていたせいか、今年はしっぽがなくならなかったので気付かなかったが、よく見ると首の後ろがハゲている。 で、例によってちょいと機嫌が悪い。 インコだと大抵まんべんなく羽が抜けるから、1ヶ所がハゲになるなんてことはあんまりないのだが(そーいえばぽちは時々額が赤っぱげになったり筆毛でツンツンになったりしていたが)。文鳥の換羽ってこんなもんなんだろうか?
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20040510 インコ番外編 お名前 サザナミインコの名前は、ぎっくちゃんに決定。 多分ショップにいた時の何かの真似なのだろうが、オモチャに向かって良く「ぎっくー、ぎっくー」と聞こえる声でつぶやいているので、もうそれでいいやと決めてしまった。 ちなみに、かなり高い確度で雄。
さて、皆から嫌われているぎっくちゃんだが、彼のほうはといえば他の鳥に結構興味があるらしい。 人の肩の上から、おやつコーナーでひまわりを食べているブロッサム、通称ちびころを熱心に眺めている。あんまり熱心すぎて身じろぎひとつしないので、どうにかなってるんじゃないかと心配になるが、どうも彼にとっては、身じろぎひとつしなくなるというのは結構普通のことらしい。 ……やっぱり怪しいインコだ。。
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20040507 インコ番外編 ちょっぴり嫌われ者 どうもサザナミインコは他の鳥どもから嫌がられているらしい。 家に来てからはや3週間になるというのに、いまだに誰もちょっかいを出しに行こうとしない。好奇心と悪戯のかたまりのようなちびっこですら、サザナミインコの姿を見ると「あっ!」という顔をしてそそくさと去っていってしまう。 まあ確かに「ぴよよん、ぽよよん」と変な声で鳴くし、なんだかゴキブリのような動きで床を走っていくし、わざわざちびっこやブロッサム通称ちびころがいるほうの肩に飛んできては相手をふっとばしているし、怪しいといえば怪しい鳥なのだが……。 一体なにが万人からそんなに嫌われているんだろう?
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20040425 インコ番外編 大物 サザナミインコを試みにカゴの外に出してみる。 入り口を開けて放っておいたらのこのこ出てきたので、そっと手を出したら乗ってきた。まずは成功。 その後、ひざの上で遊ばせつつ、慣らすためにそのそばに手を置いておいた。すると、すぐさま手にぴったり寄り添って何やらぐじゅぐじゅさえずり出したではないか。 これは予想以上にうまくいっている、と内心ほくそ笑みながらしばらく寄り添うインコの肌触り(体温40度なのであったかくて気持ちがいい)を楽しんでいたのだが……そのうちインコの奴は何だか愛の吐き戻しを始めたかと思うと、いきなり手を相手に交尾の体制を取ったのだった。 ……なんなんだお前は!
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20040423 インコ番外編 新メンバー 理由を聞かれると困るのだが(要するに衝動買い)、青いサザナミインコ23,000円を購入。 生後1年ほどの、まあいわゆる売れ残りの手乗り崩れという奴らしいのだが、人を見ると寄ってきてお愛想をするので、まだ再教育できるかもと判断して買ってみた。
家に帰って見るとこの鳥、思った以上に大物。新しいカゴに入って1時間程度で餌を食べ始め、羽づくろいを始め、興味津々で金網に貼り付いて外を眺め、挙げ句の果てはカゴの底に敷いた新聞紙をむしって遊ぶようになった。ショップで度々つかまれていたせいか、手をちょっと怖がる気配があるが、ヒューストンのように噛みついたり逃げ回ったりしないので、こちらは克服可能かと思われる。 なんかもうすでに1年くらいうちにいるようなくつろぎっぷりだが、まあ、むやみやたらとびくびくされて人間様まで気疲れしてしまうよりは遙かにマシかと。 ……しかし、ショップで覚えたのだろうが、人を口笛の真似で呼ぶのはやめてほしいとちょっと思うぞ。
名前を思いつかないので、とりあえずは鳥ちゃんと呼んでいる。ちびっこのパターン同様このまま正式名称になだれこんでしまう気もしないでもないが、それだと実家の小桜インコと同名になってしまうので、今度こそはちゃんとした名前を考えないとなるまい。
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20040330 物音 皆が寝静まった真夜中……。 ぱた、と何かが落ちるような音がちびっこのカゴから聞こえたかと思うと、続いて「ち、ちちっ?」というちびっこの寝ぼけた声。 察するに、寝ていて止まり木から落ちたものらしい。
……いいのか、鳥のくせにそんなんで。
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20040313 インコ番外編 翁インコは「おっきなインコ」ではありません ま、そういうことで。
さて、毛引きインコのヒューストンは、相変わらず病院通いを続けている。 週休2日のわたしは、大体土曜日に連れていっているのだが、どうも最近のヒューストンはその通院パターンを「飼い主が1日家にいる日は病院に連れていかれる」と覚えたらしい。土日になると1日中私を監視し、なにか少しでも変わったそぶりがあると即臨戦態勢に入ろうとする。 まあ、毛引きの原因の大半は人間にあるのだし、鳥の自己防衛本能をとやかく言うことはできないが……監視状態にあるヒューストンの用心深い眼と病院通いのおかげではえてきた羽を見るにつけ、なんとなーく釈然としない気持ちになるのは確かである。
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20040224 そっちがいい ブロッサム、通称ちびころに乾燥キャベツをあげていたら、自分も欲しくなったらしいちびっこがやってきた。 さすがにいちどに2羽の相手はしかねるので、そばにいくつかかけらを置いてほれ食えとうながしたのだが、ちびっこはそちらには目もくれず、ブロッサム通称ちびころが食べている最中のものを、彼女の鼻先からひったくっていった。 ……鳥でも隣の芝生は青く見えるんだろうか?
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20040124 攻撃失敗 また例によってちびっこがブロッサム、通称ちびころにちょっかいを出そうとしている。 が、今回は直前で彼女に気付かれてしまった。 そもそも、ちびっこがいつもいたずらに成功するのは「気付かれないうちにしかける」からなので、気付かれてしまってはもう勝ち目はない。あわてて逃げ出したちびっこだったが、あっという間にブロッサム通称ちびころに追いつかれ、寝技に持ち込まれて目を白黒させていた。 ……まあ、たまにはいい薬かな。
それにしても、追うほうも追われるほうも、なんで飛ばずにわざわざ走っていくのかがちょっと疑問なのだが。
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20040121 騒音 ちびっこのカゴからがらんごろんと音がする。 何かと思ったら、自分の体重と同じくらいの重さの塩土を、ちびっこがくちばしでどつきまわして転がしている。 ああ、これでまた悪い遊びをひとつ覚えてしまった……。
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20040112 尾囓り ちびっこが、何かというとインコどものしっぽをひっぱりに行くので困っている。 動きにつれてひょこひょこ動く長いしっぽというのは、ちびっこから見るとたまらない誘惑らしく、インコどもが何かに夢中になり始めると、さりげなくそばに寄っていき、機会をうかがっている。 そして、チャンスと見るや一瞬でしっぽにとびつき、くちばしでぐいとひっぱっては、さっと逃げ出して知らん顔をしている。どう見ても悪いことだと分かってやっているのだが、とにかく動きが狡猾で素早いので、インコどもも有効な反撃をできず、今のところやられ放題となっている。
で、いちばん被害が多いのがブロッサム、通称ちびころ。一緒に出す時間が長いせいもあるのだが、どうもちびっこは、ヒューストンやベルカに比べて彼女をなめている気配がある。確かに、体格比からして、ちびっこが多少なりともまともにやりあえる(と思っている)のはブロッサム通称ちびころだけなのだろうが、なめられるほうはきっとたまったものではないだろう。 ……まあ、加減を知らないヒューストンや、切れると後先考えずに攻撃を始めるベルカにちょっかいを出して怪我をされるより、比較的安全なブロッサム通称ちびころにからんでいてもらえるほうが、人間様としても安心ではあるのだが。
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20040101 あけましておめでとうございます 新しい年が明けました。 ちびっこは牧草ブロックをむしっています。 ベルカは餌を食べています。 ヒューストンも餌を食べています。 ブロッサム通称ちびころは寝ています。
今年もよろしくお願いします。
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