過去のM2キャラクター


アマルナ・クレーネフ(アルダイン 遥かなる神々の遺産)
アマルナ・クレーネフ(アルダイン 最後の神託)★
■クレール・アストリュック(アルダイン 最後の神託)★
倉津百合香(真・女神転生 〜光と闇の鎮魂歌)
アウストリ・イティル(ルナティック・サーガ 〜双面の守護者たち)
ダナン(ルナティック・サーガ 〜双面の守護者たち)
パルティア・ウィノ(ルナティック・サーガ 〜双面の守護者たち)
マライカ・ライド(ムーン・スパイラル 〜金の太陽、銀の月)
フランシス・ルフェール(ムーン・スパイラル 〜金の太陽、銀の月)
ファラウェイ・ハリス(トーキョーN◎VA)
詩織・ビビ・ダシュ・ハウリ(アルダイン外伝 スパイラルシティ)★
■ファニタ・イティル(エターナルムーン 〜青の紋章)
■チャーリー・ブラウン(エターナルムーン 〜青の紋章)
■イズムルード・アシャ(レジェンド・オブ・アルカディア)
■瓜生織香(闇の紋章)
瓜生織香(黄昏の紋章)


■はプライベートリアクションのあるPCです。
★『アルダイン 最後の神託』『アルダイン外伝 スパイラルシティ』は同人ゲームであり、M2とはなんの関係もありませんが、設定上では『アルダイン 遥かなる神々の遺産』と共通の設定上の物語となっており、マスターも当時のかたがそのままやっているため、こちらに入れました。



R-DYNE The Heritage of Deiteies

Amarna Krenev

○アルダイン 〜遥かなる神々の遺産

 世界を裏から支配する3組織があった。経済と軍事力で支配するサターン財団、宗教と魔法で支配するマーテル、誰をも支配せず、誰からも支配されないトレジャーハンター組織、ワイズ。彼らは『神』が遺した超文明の痕跡をめぐって常に激しい争奪戦を繰り広げている。
 1995年、今日も3組織は、世界各地に散らばる遺跡を求めて活動を開始していた。だが、誰もまだ知らない。超文明を知ることは『神』の陰謀を知ることになるということを、そして『神』を受け入れて支配されるか、拒否して滅亡するかの選択肢がやがて人類につきつけられるということを……。


アマルナ・クレーネフ(27歳・女性) データ
 本名アマルナ・ニコライエヴナ・クレーネヴァ。サターン財団ロシア支部に所属するスナイパー。
 あでやかな金髪に長身、均整の取れたスタイル、誰もがうらやむ芸術品のような絶世の美貌を持ちながら、性格は至って地味で無愛想。両親を早くに亡くし、妹の音楽学校の学費を稼ぐためにサターンの軍事エージェントとなった苦労人でもある。
 分隊指揮官としてロマノフ王朝の遺産及び謎の神“アダム・ハゥルニー”、謎の民族“夢の狩人”を追う任務につく中で、部下であり同僚でもあるエージェント『アイスマン(コードネーム)』との間に次第に淡い想いを育てていく。だが、実は夢の狩人はアダムを始めとする神々の人類淘汰計画に支配される存在であり、自分もまた彼らの末裔であると知ったアイスマンは、自らアダムの支配下に入ることによりその計画を停止させ、姿を消す。残されたアマルナは傷心のままサターンをやめてロシアを去った。

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R-DYNE The Last Testament

Amarna Krenev
Clare Astruc

○アルダイン 〜最後の神託

 人類を支配しようとする神の計画を人間が頓挫させてから、すでに3年が過ぎようとしていた。
 この間に世界の情勢は大きく変貌し、同時に3組織も変化していた。サターン財団は積極的に『神』に近づいて供される技術と引き換えに彼らの計画に協力し、マーテルは『神』や他組織を否定し滅ぼすべしとするイスタンブール支部強硬派と、あくまで柔軟な姿勢を貫こうとする本部聖母派に分裂、ワイズは表立った変化こそないものの、巨大化するサターンの圧迫とトレジャーハンターの質の低下が小さな、しかし深刻な問題となり始めていた。
 1998年、『神』は再び人類に腕を振り上げる。今度は「支配」ではなく「殺戮」するために。


アマルナ・クレーネフ(30歳・女性) データ
 ウィーンで妹と一緒に普通に暮らしていたが、サターン財団が“アダム・ハゥルニー”を人類支配の道具として復活させ、それを止めようとする“夢の狩人”アイスマンが財団から反逆者として追われワイズに身を寄せているということを知り、あえて前線に復帰する。そして、半ば脱走するようにしてワイズ及びアイスマンと合流し、財団の執拗な追跡をかわしながらアダムの本体があるコリマ山脈へと向かい、アイスマンが命と引き換えにアダムを破壊するのを見送った。
 その後、一児の母となっている。


クレール・アストリュック(25歳・女性) データ
 サターン財団ヨーロッパ支部所属。日本の高校に転校生として入りこんでも誰も不自然がらないという無敵の童顔といっちゃってる寸前の脳天気を誇るフランス人。
 ホムンクルス『ライトハンド』に襲われた日本人女子高校生、四方堂めぐみについて調査するため日本へやってきたが、どういうわけかめぐみと友情を育くむ羽目になる。その後は常に彼女のそばにいて、ワイズやマーテルの面々と共に、実は人類を滅ぼすべく作られた生命体だったという自分の正体に悩むめぐみの心の支えとして献身的に走り回った。
 ……実は今でもめぐみと一緒に高校生をやっていたりする。

プライベートリアクション『ある時、ある街で 〜契約者異聞
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真・女神転生

Yurika Kuratsu

○真・女神転生 〜光と闇の鎮魂歌

 同名のコンシューマゲームの設定を使ったオリジナルストーリー。デビルバスターと呼ばれる特殊な技能を持つ人間たちが、東京を支配しようとする異形の生物たちと戦いを繰り広げていく。


倉津百合香(25歳・女性) データ
 横浜生まれの横浜育ち、一流大学経済学部を卒業して都内の企業に勤める自称OLデビルバスター。ロシア人の母親を持ち日本語、ロシア語、英語の3カ国後をこなす才媛だが、ノリの良さと軽さだけが身上という性格からその経歴を押し測るのは不可能に近い。
 ネットワークを利用して人間社会に手をのばすニャラルトホテプを調査していた際、たまたま知り合った調査労働者組合を装うデビルバスター組織『長谷川組』に押しかけ同然で転がりこんでしまう。その後は抜群の統率力を活かしてリーダー長谷川晃を陰から支え、組のナンバー2としてニャルラトホテプ打倒に活躍した。
 活動的なベリーショートと混血特有の美貌が特徴的な長身の女性。

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Lunatic Saga  -Gardians of Dual Faces-

Austri Itil
Dannan
Partia Uynoh

○ルナティックサーガ 〜双面の守護者たち

 現代から発展した科学文明が衰退し、後に興った魔法文明も、魔力の暴走と突如出現した“魔族”により崩壊した。滅亡寸前まで追いこまれた人類が最後の頼みとしたのは、自らの中に時折生まれでる異能者と呼ばれる人々だった。
 西暦2508年8月、何者かに率いられた魔族たちが突如都市国家ペテルブルクに攻め込み、陥落させた。残された5つ都市国家、イングランド、ヴェネチア、イスタンブール、クーロン、リグ・ヴェーダにも、有形無形の魔族の陰謀が迫る。人類は自分たちの文明を守りきることができるのだろうか。それとも、魔族に狩られるだけの存在になってしまうのだろうか……。


アウストリ・イティル(26歳・女性) データ 
 赤毛に赤い鎧がトレードマークの傭兵兼賞金稼ぎ。ペテルブルクの貧農の生まれで、食べるのに不自由しないという理由で軍隊に入ったが事件を起こして追い出され、以来各地を転々としている。『ボガツィリ(勝利)』という名のゴーレムを操り、冷酷で容赦ないやり口をするため“赤い魔女”と恐れられるが、本質は意外と細やかで優しい気質の持ち主である。
 ペテルブルクから辛くも脱出した将軍ルーヴェン・レジンスキーが編成した『ペテルブルク奪還軍』に加わり、戦いの中で副将軍、方面軍司令官にまで昇進を重ねる。その後、政治的なヴィジョンと才能を見出され、ついに奪還できなかったペテルブルクに代わって避難民が建国した新国家の第2代元首となった。


ダナン(28歳・男性) データ

 ダークエルフ(遺伝子操作によって作られた人造兵士を先祖とする亜人種族。外見が似ているためこう呼ばれるが、別に邪悪なわけではない)の青年。明るく素直、おまけにやや気弱なほどお人よしで、頼まれると嫌と言えない性格。数年前、イスタンブールの街で重傷を負い記憶喪失の状態で倒れている所を、親切な商店主に拾われ、そこで店番などをして暮らしていた。この時の傷がもとで片眼を失っており、それがやや痛々しい印象を与える。
 人類に絶望した賢者、ジザベル・カーソンの異次元への人類の転移計画を阻むため、他の異能者やマーメイドたちと共に彼と対決する。刻々と不利になる状況の中で、マーメイドの王女フィリスへの淡い想いを支えにあきらめることなく戦いを続け、最後にはジザベルの力の源“パワーソース”を命を賭して封じることにより彼の野望を砕くことに成功する。享年29歳。


パルティア・ウィノ(62歳・女性) データ
 イスタンブール執政官。エルフ(ダークエルフと同じく遺伝子操作で作られた亜人種族)の老貴婦人で、代々異能者の血を入れることにより力と地位を保ってきた名家の元当主。家督を娘夫婦に譲ったのを機に「家のためではなく国のために働きたい」と執政官職についた。公正にして思慮深く、“奥方様”とあだ名される上品で穏やかな物腰の女性だが、若いころはかなりブイブイ言わせていたらしく、今でも竜型形態のゴーレム『ペレ(火の女神)』を操り空から通勤してくるなど行動にはその片鱗が見られる。
 魔族と連携した不死者(ヴァンパイア)の帝国、ワラキアの侵略の中で、イスタンブールの国家方針である周辺異種・亜人種族との共存共栄のための具体政策を打ち出し続ける。戦後も各異種族との交渉、交流にあたるなど積極的な活動を続けたが、ある日、兎人の集落を訪れた際突然倒れ、翌日兎人に囲まれながら息を引取った。享年64歳。
 戦後のイスタンブールにおいて、その政策は異種族との関係を大いに前進させたという。

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Moon Spiral  -Gold Sun, Silver Moon-

Malaika Ride
Frances Refort

○ムーンスパイラル 〜金の太陽、銀の月

 26世紀、機械技術文明が衰退し、代わって興った魔法技術文明も、技術の暴走と突如出現した異生命体“魔族”によって滅亡寸前まで追いこまれていた……という設定の遠未来ファンタジー。シリーズの第2作目であり、『ルナティック・サーガ』から7年後の南北アメリカ大陸を舞台に、人類は新たな魔王“パンドラ”やその配下の魔族たちと戦っていく。


マライカ・ライド(20歳・女性) データ
 超国家調停組織『セフィロト』のエージェント。所属は『ソード(戦闘員)』。射撃、白兵戦共にこなすが、特に狙撃を得意としている。
 南アメリカの新興帝国インカで、犯罪組織アクリ・ワランガとその背後にひそむ魔族を追っていたが、やがてセフィロトの危機を知って本拠地ソルトレイクシティへ帰還、その後はパンドラとの決戦の場となったミネアポリスでカスケード騎士団と共に戦った。
 夢見がちな性格の空想家であり、インカで知り合った密偵(実はアクリ・ワランガの首領だった)のエリュアード・キャメロンに理想の“王子様”を夢見る時もあった。が、本当に彼女の心を受け止めてくれたのは、カスケードで出会った無骨で無口なひとりの騎士だったらしい。
 孤児であり、施設や他人の家を転々として育った。自分から話すことはないが、あまり幸福とは言えない子供時代を過ごしており、空想癖はそんなつらさやさびしさをまぎらすための代償行為のようなものである。


フランシス・ルフェール(25歳・女性) データ
 貴族令嬢。カスケード王国北部の対魔族戦線での指揮官ディアン・ケンドール王子付の王室顧問官。常に冷静沈着で動揺するということがなく、また、情や表面的なものに流されず常に物事の本質を見極めて論理的に物事を判断する。その反面、人情の機微やこまやかな心遣いといったものは苦手である。
 荒事はからっきしだめだが、補給、情報などの後方支援で腕をふるい、その方面での第一人者と言われた。また、個人としても常にディアンの後ろにあって、理解者、助言者として彼を支え続けた。
 対パンドラ最終決戦後にディアン王子のプロポーズを受け、結婚している。

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Tokyo N◎VA

Faraway Harris

○トーキョーN◎VA

 近未来、鎖国した日本の“出島”として東京湾に作られた都市『トーキョーN◎VA』。巨大コングロマロリットからスラムまで、ありとあらゆる階層、人種の人間たちがひしめくこの街は、かつて自由と無法の象徴だった。
 だが、日本軍が侵攻して以来、N◎VAから自由は失われた。無法だけが残ったこの街で、それでも人々は懸命に生きていく。


ファラウェイ・ハリス(26歳・女性) データ
 特務警察ブラック・ハウンド隊員。気まぐれでゴーイング・マイ・ウェイな性格のため“猫”と呼ばれている。物腰こそ柔らかいが、時折人の本質を鋭く貫くようなことを言ったりする。
 オーストラリア出身の富豪の娘で、両親が死んだ5年前にN◎VAに入国、遺産を食いつぶしながら道楽代わりにブラック・ハウンドをやっている……と本人は思い込んでいるが、実はそれらはすべて偽の記憶である。

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R-DYNE Spiral City

Siori Bibi Dasch-Khauli

○アルダイン外伝 スパイラルシティ

 1999年、フィリピン、ミンダナオ島沖に浮かぶ国連管轄下の巨大な人工島にして科学都市『スパイラルシティ』に3組織の者たちが入り込んだ。目的は将来に備えたこの都市の掌握と、シティ内のいずこかで保護されている“ES”と呼ばれる女性の確保(または暗殺)である。
 だが、彼らの活動はスムーズには進まなかった。海中での大規模なメタンブロウアウトを皮切りに、襲いくる巨大怪獣、無邪気で大食いの人魚、“天使”とそれを操る巨大ロボット『巨神』など、様々な存在が出現、シティは混乱していく。
 だが、それがすべて1本の糸でつながっていることを人々が知るのは、まだ先のことだった……。
『アルダイン 〜最後の神託』のさらに外伝にあたる。


詩織・ビビ・ダシュ・ハウリ(26歳・女性) データ
 アラブの名家出身の新人エージェント。親が決めた意に添わない結婚が嫌で家出、サターンに入ってしまったという経歴を持つ。一見冷静な陰謀家といった風情だが、その能力を使うのは気が向いた時と自分が守ると決めたものに対してだけである。
 シティ確保と“ES”確保の要員として保安部員としてシティに入りこんだが、ひょんなことからマーテルのエスクワイアであるユナ・ペトロナスとエイル・ウェスナーの護衛に関わることになり、裏切り者として狙われる彼女たちを親身になって守り続けた。

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Eternal Moon  -The Blue Emblem-

Fanita Itil
Charlie Brown

○エターナルムーン 〜青の紋章

『ルナティック・サーガ』『ムーンスパイラル』に続くシリーズ最終作。『ムーンスパイラル』から約80年後、新たに発見された大陸『エンブリア』で、人類は先住魔族を始めとする様々な困難と戦いながらも、いくつかの国を建設していた。が、この大陸こそかつての四英雄のひとりにして“次元の超越者”ジザベル・カーソンが、人類に対する実験を行うべく作り上げたものだったのである。
 他者を滅ぼしても自分たちが生き残るか、自らの身を犠牲にして人類を生かすか……ジザベルが異能者たちにつきつけたのは、まさに究極の選択だった……。


ファニタ・イティル(17歳・女性) データ
 ダークエルフのゴーレム使いで、南ウクライナ・カザフスタン共和国出身。根はお人好しで面倒見もいいのだが、気難しくて喧嘩っ早く、おまけに言いたいことをずけずけ言う実に相手にしづらい性格の持ち主。
 ファロス王国のトレジャーハンター、アレクセイ・レジンスキーが組織する探検隊にふらりと参加し、彼らと共に数々の遺跡探査を行った。その過程でファロスに災厄をもたらそうとする氷竜フラムスティードと対決。倒すことに成功する。
 なお、アレクセイとはなにかというとすぐケンカという状態だったが、最後には「ケンカするほど仲がいい」関係になったらしい。

プライベートリアクション『その瞳の見るもの
プライベートリアクション『聖なる愛の日☆

チャーリー・ブラウン(46歳・男性) データ
 長身に穏やかな物腰の、いかにも育ちが良さそうな紳士然とした中年エルフ。だが一方では白銀の鎧に身を固め、剣、槍、矛など各種武器を自在に操る武人でもある。
 本名マーク・チャールズ・ケンドール。北米のカスケード王国の王弟。
 最初はアスターで傭兵をしていたが、魔族に捕らわれていた少年レオンに関わり、最終的には別次元、別の時代の月に渡って歴史の流れを変えるための戦いに身を投じる。
 その後、「どんなことがあっても生きるべき」との信念のもとに行動を続け、他の異能者たちと共に絶滅したその次元の月(と地球)から脱出船で火星に向かって旅立っていった。

プライベートリアクション 『人へ
永沢壱朗さん作 『望郷
永沢壱朗さん作 『ある日のライナス
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Regend of Arcadir

Ismulud Ashah

○レジェンド・オブ・アルカディア

 聖暦805年、アルカディア大陸北西部にあるギルガルド朝神聖帝国、イーディス王国、エウリア共和国、さらに学園都市国家エルソフィアは、様々な災厄や戦乱に見舞われた。イーディス王国では異形の影がうごめき始め、エウリア共和国は、3年前に突如攻め込んできたギルガルド帝国により、首都エウリアを始め各都市は次々と陥落、共和国側は“星旗軍”を編成し抵抗を続けるものの滅亡は時間の問題となっている。そしてエルソフィアでも、毎年変わらないはずの『終わらない祭』がちょっと違った展開を見せ始めた。
 作られていく歴史の中でほくそ笑むのは闇の住人、そしてそれに立ち向かうのは運命を変える“星々の英雄”。だが、その運命がどう変わっていくかは誰も知らない。


イズムルード・アシャ(22歳・女性) データ
 愛称イージャ。エウリアの街で路頭に迷っていたところを、偶然通りかかった共和国騎士アルフレート・パスウォールに拾われた。記憶を失いおまけに身ごもっていたため、彼の口ききでとりあえずエウリア領主家に使用人として置いてもらうことになるが、直後に領主邸は帝国軍に包囲され、命からがら逃げる羽目に陥る。この時の無理がたたってその後子供を流産し、半ばアルフレートに保護される形で潜伏。そのままなりゆきで彼の「妹」として星旗軍の活動に関わることになっていく。
 珍しい青い髪と際立った美貌の持ち主ではあるが、特に取り柄や特技があるわけではなく、最初は足手まといにならないでいるのが精一杯の状態だった。星旗軍内でも「軍団長の美人の妹」という以上の印象はなかったようである。だが、アルフレートがペリュトンに襲われ倒れて以降、主に後方支援や組織管理の方面で才能を発揮するようになる。
 その正体は不死者イグレインが秘蔵としていた最適体。5年前に救出され、潜伏先のエルフの村で夫を得て普通に暮らしていたが、村が異形に襲われ夫が死亡。かろうじて助かった彼女もショックから記憶を失い、あてどもなくさまよううちにエウリアでアルフレートと出会ったのだった。
 戦役終了後は、改めて彼の伴侶として共に生活。後に結婚している。

プライベートリアクション 『訪れるはじまり
プライベートリアクション 『Wtay With Me ―そばにいて
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Dark Emblem

Orika Uryuh

○魔神伝奇・闇の紋章

 ディアボロス、日本語では『魔人』──自動人形、妖魔、術師など、人外のものや超常の力を操る者たちは、闇の歴史の中ではこう呼ばれている。
 1996年の『黙示録事件』で多くの魔人が倒れて以来、彼ら闇の者たちは人の世の影に隠れてひっそりと生きていた。だが、どこからともなく現れた強大な力“紋章”を携えた者たちが、東京を守る四聖獣──朱雀、玄武、青龍、白虎──への干渉を始めたことから、混乱や騒動が起こり始める。
 後に『東京騒乱』と呼ばれるこの事態は、だが、より大きな陰謀の第1歩でしかなかった。


瓜生織香(25歳・女性) データ
 容姿端麗、明朗快活、白黒をはっきさせないと気が済まない性格で、高校、大学とアメリカへ留学し、就職も向こうでしていたバイリンガルの才女だが、レイオフされて帰国したのがちょっと情けなかったりする。
 神主でもある術師一家の出身。家族親類一同皆人間なのに、彼女だけ人魚という妖魔の姿を持っているのがコンプレックス。実はもともとは水妖を束ねる一族の長の娘として生まれ、一族が滅ぼされた時にひとりだけ助命されて瓜生家に預けられたという事情があるのだが、本人は全く知らない。
 祖父に言われて隅田川の青龍行方不明事件を調査していたが、途中で離脱しお台場の外国系魔人の勢力争いに首をつっこむ。その際知り合った穏健派の南米魔人ナイムラップのグループに加わり、朱雀を捕らえて改造妖魔にしようとしていた常磐重工業の研究者清水翔子(“紋章”の所持者)と戦いを繰り広げた。
 動乱終結後は、それまでに築いたコネを利用してちゃっかり常磐重工に就職している。

プライベートリアクション『川住
プライベートリアクション『水輪
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The Crest of Dusk

Orika Uryuh

○魔神伝奇・黄昏の紋章

『東京騒乱』以降、魔人の存在は一般の人々の知るところとなった。その力や姿を恐れた彼らは、こぞって魔人たちを弾圧、排斥しようとする。
 そんな動きに呼応するように、日本全土で人ならざる者たちが人に向かって牙をむいた。魔人たちはそれらをおさめるべく……あるいはそれらに加わるべく、各地で活動を始める。
 その先にある人と魔人の未来。全ての事件の裏にいる謎の存在。魔人を“バグ”と呼ぶ陰謀者たち。
 ……そして、この世界は誰かのシステムの中の仮想現実でしかないという真実が明らかになる……。


瓜生織香(26歳・女性) データ
 実は正体は人魚な常磐重工のOL。新兵器の試験に立ちあうために北海道支社へ出張中に、ロシアからの自動人形の北海道侵略と、それに伴う遮断結界にまきこまれて帰れなくなってしまった。
 その後、この侵略劇がマリアフェレスと名乗る存在が仕組んだものであることが明らかになると、それを潰すために行動を始める。最終的には、マリアフェレスが設置した北海道遮断結界『アトラスの柱』を自動人形と自衛隊の共同作戦で破壊した。

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