The Voyage of Queen Dragon
登場人物

アネリース・フィレス
27歳。『クイーン・ドラゴン』船長。ニューウェールズ連合(旧NF57宙域)の宇宙海賊団の頭目の娘だったが、本人はそれを嫌い、自分が跡目を継ぐやいなや海賊団を解散、近地球圏に新天地を見出そうと旅立ってしまった。
多少荒っぽい面があるものの、ごく実際的な性格のどこにでもいるような女性。若干お金に厳しい。
アレックス・ハートリィ
29歳。『クイーン・ドラゴン』の火器管制から肉弾戦まで、荒事を一手に引き受けている。アネリースの幼なじみにあたり、海賊団を解散するときにただひとり彼女についてきた”腹心”でもある。
長身でハンサムなのに加えてセンスもよく、一見モデルのような外見の持ち主だが、中身はただの無愛想で無口。
マリア・ユン
17歳。『クイーン・ドラゴン』航宙士。学校を次々と飛び級し最終学歴の商船大学も最優秀で卒業したという天才少女だが、なにを考えたのか引く手あまたの就職先を袖にして『クイーン・ドラゴン』にいついてしまった。
脳天気でトラブル好きなお子様だが、なかなか鋭いツッコミを入れたりするのであなどれない。
ケファイド
アネリースの父親が大戦前の船をサルベージした際に見つけたアンドロイド。『クイーン・ドラゴン』ではオペレータ兼雑用係としてこき使われている。かなり高度な機能の持ち主らしく、いまだにアネリースたちもその能力のすべてを把握しきれていない。
線の細い、男性とも女性ともつかない中性的な美貌の持ち主。
アールグレイ
フリーの女暗殺者。もともとは用心棒的な仕事をしており、こちらのキャリアはかなり長いが暗殺者としては駆け出し。腕利きなんだかヘボなんだか、まともなんだか異常なんだかよくわからん不思議な女。
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